【感想】作家 超サバイバル術!

作家超サバイバル術!

新人賞の獲り方…ではなく、この本新人賞を獲ったあとの指南書です。

人気作家であるお三方が、業界の裏話などを自身の体験を踏まえたうえで、つまびらかに話してくれています。

光文社
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(著/文)
中山七里・知念実希人・葉真中顕
発行:光文社

作家への登竜門“新人賞”は数あれど、デビュー後作家として本を出し続けるのは至難の業。今をときめく人気作家3人が、作家生存戦略をあますところなく綴ります。「作家と新人賞」「作家とおカネ」「作家とSNS」……刺激的な10のテーマから文芸界のリアルが垣間見える、業界騒然のエッセイ。島田荘司氏、大沢在昌氏、綾辻行人氏大注目! 作家デビューしたての人、作家を目指す人、文芸界に興味のある人必読!

Amazon販売ページより

小説を書く人はもちろん、小説を書かない人でも十分に楽しめる内容になっています。

お三方の語り口はどれも軽快で面白いうえに興味深い。

本来は聞くこともできない情報や体験を読めるだけでも面白いのだけれど、この本だからこそ得られる学びが間違いなくありました。

お三方が全員同じアドバイスをするわけではないので、解釈や意見が違うこともあります。

一致することもありますが、それは大抵は作家を目指すものに与えられる厳しい現実の部分だったりする。笑

さて、自分はこの本の目次を見て購入を決めました。

  1. 「作家と新人賞」
  2. 「作家とオカネ」
  3. 「作家と映像化」
  4. 「作家と執筆スタイル」
  5. 「作家と編集者」
  6. 「作家とインプット」
  7. 「作家とSNS」
  8. 「作家と戦略」
  9. 「作家と文学賞」
  10. 「作家と営業」

この魅力的なテーマでお三方が語ってくれています。

お金の話はかなり細かく書いてくれているので「もし自分が本を出したら…」なんて、具体的なイメージもできるようになると思います。(まぁ、数字に関しては契約や状況次第ですが)

ときどき脅されているような感覚にもなるこの本ですが、ページを読み進める手が止まらなくて一気に読んでしまいました。

SNSの章に関しては何度も頷きながら読んでしまう。笑

作家としてデビューしていない人にも活かせる情報やアドバイスがふんだんにあります。

この本に書いてあることが全て正解ではないのだけれど「書き続ける決意」や「作家としての責任」を教えてくれたように思います。

細かく書くとネタバレになるので、あんまり下手なこと書けないんですけど色々考えさせられました。

とにかく、心を折らずに書き続けることが大事!!

創作仲間に教えたくなる、おすすめの一冊でした!

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